■ ID | 621 |
■ 種類 | 報告書 |
■ タイトル | 平成17年度浮遊粒子状物質合同調査報告書 |
■ 著者 | 米持真一
Shinichi Yonemochi
埼玉県環境科学国際センター 梅沢夏実 Natsumi Umezawa 埼玉県環境科学国際センター 相沢和哉 Kazuya Aizawa 埼玉県環境部青空再生課 |
■ 出版元 | 関東地方環境対策推進本部大気環境部会 |
■ 出版年 | 2006 |
■ 誌名・巻・号・年 | 関東地方環境対策推進本部大気環境部会報告書、平成19年3月 |
■ 抄録・要旨 | 浮遊粒子状物質の削減対策に資するため、1都9県4市で共同調査を実施した。平成17年度の調査は、夏期、冬期に戸田、騎西で、道路沿道PM2.5調査を鴻巣天神自排局で実施した。調査はアンダーセンサンプラーを用いて、粗大粒子(粒径11〜2.1μm)、微小粒子(粒径2.1μm未満)に分別捕集し、PM2.5調査は簡易型PM2.5サンプラーを使用した。成分は炭素成分、多環芳香族炭化水素、金属成分および水溶性成分等を分担して分析した。
近年、夏期では、微小粒子中の硫酸イオン(SO42-)の濃度が高く、粒子体である硫酸アンモニウム((HN4)2SO4)は粒子状物質中の割合で半分を占めていた。また、夏期では、粗大粒子中の塩化ナトリウム(NaCl)と硝酸(HNO3)との反応で生じる塩化物イオン(Cl-)の揮散が確認された。冬期では、Cl-、元素状炭素(EC)が経年的に減少していた。 |
■ キーワード | SPM、関東地方、合同調査、微細粒子、アンダーセンサンプラー |
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